CINEMATIC VOICES VOL.11 / First Night & Second Night
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7月に来日するストックホルム在住、スウェーデンを代表する芸術家のレーフ・エルグレンを迎え、『CINEMATIC VOICES VOL.11』は開催。 今回は『First Night』/『Second Night』と2回行う。『First Night』は高円寺の「SHOW BOAT」でレーフ・エルグレン のソロライブに加えZ.O.Aの森川誠一郎 、灰野敬二等との共演で知られる藤掛正隆 、映像作家、ミュージシャン、作曲家の古舘徹夫のトリオの2回目のライブ、さらにMSBR + GOVERNMENT ALPHAとエアプレーンレーベルから4月にCDをリリースした佐立努というラインナップ。 『Second Night』は吉祥寺の「FOURTH FLOOR」でレーフ・エルグレンと古舘徹夫のデュオに加え、「昭和40年会」等で、精力的に活動している有馬純寿、The SINE WAVE ORCHESTRAからDaisuke Ishidaのそれぞれソロライブを行う。 |
First Night ■日 時:7月27日(水)開場/ 19時00分/ ■会 場:@SHOW BOAT高円寺(TEL:03-3337-5745) 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-17-2 オークヒル高円寺B1(地図) ■料 金:当日/2,500円 +1ドリンク ※WEBチケット予約:lamu@kt.rim.or.jp ■出 演:レーフ・エルグレン Solo、森川誠一郎 (vo)+藤掛正隆(dr)+古舘徹夫(electronics) MSBR + GOVERNMENT ALPHA、佐立努 |
Second Night ■日 時:7月29日(金)開場/ 19時00分/ ■会 場:@FOURTH FLOOR warszawa 吉祥寺(TEL:0422-46-2106) 武蔵野市吉祥寺南町1-5-5炭屋ビル4F(地図) ■料 金:当日/1,500円 +1ドリンク ※WEBチケット予約:lamu@kt.rim.or.jp ■出 演:レーフ・エルグレン duo with 古舘徹夫、Daisuke Ishida Solo、有馬純寿 Solo |
レーフ・エルグレン |
ストックホルム在住、スウェーデンを代表する芸術家。その活動範囲は広く、エレクトロニクス・ミュージック演奏、朗読、多数の著書、ペインティング、インスタレーション、パフォーミング・アーツ、実験音楽レーベル・オーナー、出版社オーナーそしてイルグランド・ヴァーガランド王国(Elgaland-Vargaland Kingdam) 国王(在位15年)。 多岐に渡る作品は硬質なポリティクスとコンセプトに裏付けられながら独特のユーモアとニヒリズムを併せ持つ。 彼自身がレトロスペクティブ・アーティストと自称するように古典文学および歴史の読解に造詣を持ち、独自の解釈とヴァリエーションを示しながら同時に辛辣なノイズ・ミュージシャンであり続ける。 http://www.KREV.org (The Kingdoms of Elgaland-Vargaland) http://www.thesonsofgod.com (The Sons of God) http://www.fireworkedition.com (Firework Edition) http://www.fireworkeditionrecords.com (Firework Edition Records) www.midheaven.com/tedium/bananafish16/leif.html (interview) |
"The Upper Corridor And The Lower" 上位の回廊そして下位の エレクトロニクス・サウンドとライヴ・ボイスによる。これは、雑誌 "新ー不滅"に掲載されたものと同じテキストをもとにしている。 これは、歴史上に知られつくされた者共の数限りない眠り。彼らの深くて重い吐息。 それらへの強い歌。彼ら不死/不滅の者たちのナイト・ケア・センターで、そのなかで安眠を貪り続ける王と王女。彼らの眠りを我とわがものにすることは可能だろうか?わたしは知らない。わたし達はその答えを知らない。 でも、わたしが躊躇なく目的を達成することに向かうのには、わたし達はいったいどこから来たかのを忘れても可能だと信じるのには、まだまだ早すぎる。 そのことが問題だ。だから、わたし達は、さらに引き続き勇気づけられなければならない。 激励されなければならない。 助長され、延長され、かつ、また勇気づけられなければならない。 |
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Z.O.A.の森川誠一朗の自作の詞を深遠に朗唱し、それに、灰野敬二や恒松正敏多々のミュージシャンとの共演の経験を持つ藤掛正隆の真摯なドラム。古舘徹夫のエレクトロニクス・ノイズが加わる新ユニット。今年1月に初ライブを行い観客を圧倒し暗闇の淵に叩き込んだ。今回が、その2回目のトライアルとなる。 ・http://www.grandfish.com/ ・http://www2.gol.com/users/fulldesi/ |
◆MSBR + GOVERNMENT ALPHA 金属の摩擦・打撃によるアコースティック・ノイズからジェット・ハーシュノイズそしてテープ操作と過剰エフェクト処理のコンクレート・ノイズまで多様なアプローチで予測不能な展開を目指す、MSBRとGOVERNMENT ALPHAによる新ユニット。ヨーロッパ/USツアー、ノイズのはらわたイベントで数回のコラボレーションライブの好評により、ようやく新バンドとして の活動を開始。 ・http://www.msbr.com/ |
◆佐立努 1978年生まれ。14歳のときにギターを始める。中学校を卒業後、東京のPan school of musicに入学。19歳の時より弾き語りのブルースをするようになり20歳の7月に一人、ニューオリンズに旅行。以後ニューオリンズに再び旅行、国内でもヒッチハイクで、沖縄等に旅行。2005年 エアプレーンレーベルより、『凧の平地』をリリース。 ・http://www.kilie.com/satachi/ |
◆Daisuke Ishida 1980年生まれ。サウンドアーティスト。The SINE WAVE ORCHESTRA,The SINE WAVE QUARTETのメンバー。ソロ名義での2003年、2004年二度のヨーロッパツアーを行う。The SINE WAVE ORCHESTRAはPrix ARS Electronica 2004 / Honorary Mention in Digital Musics Categoryを受賞し、2004 sonartokyo, 2004 linz(オーストリア), 2004 deaf(オランダ),2005transmediale(ドイツ),2005 ICC, 等多岐に渡りパフォーマンスを行っている。 ・http://dsk.swo.jp/ ・http://dsk.swo.jp/i/ ・http://swo.jp/ |
◆有馬純寿 ノイズ、エレクトロニカから現代音楽までエレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、ジャンルを横断する活動を国内やヨーロッパ各地で展開。合田誠、小沢剛らとの「昭和40年会」をはじめ美術家とのコラボレーシ ョンワークも多数あり、国内外の展覧会への参加も多い。今年、自作楽器 「helixphone」を音源に、201枚のすべてが異なる内容のCD「A Study in helix」を発表。 ・http://www.40nen.jp/arima/ |
◆古舘徹夫 ノイズ・ミュージシャン、演出家、映像作家。 ソロ・ノイズ・ギター演奏からエレクトロニクス・ノイズへと移行。近年はシェークスピア、エドガー・アラン・ポーゲオルグ・ピュヒナー等の作品をベースにしたノイズ音楽劇作品を手がける。2001年、ベルリンに於いてノイズ・オペラ「オセロ」でレーフ・イルグレンを起用したのをきっかけに、その後、「リア王」(映像作品、2002年)「ロデリック・アッシャー氏の聴覚」(2003年)「重力と恩寵」(2004年)等の共作が続く。 |
■企画・制作:AIRPLANE LABEL TEL:03-3230-7015 |