aMute Japan Live in Cinematic Voices Vol.12

aMute 来日中止のお知らせ
来日予定だった、aMuteことジェローム・デューソンが急病のため急遽来日が中止となりました。
以前患った病気の再発ということで,体調が非常に心配です。
17日の『cinematic voices』は値下げして開催致します。


4年ぶりに開催する『Cinematic Voices』、今回はベルギーのブリュッセル在住のaMuteことジェローム・デューソンを迎えます。
ゲスト・ライブアクトには、ノイズミュージシャンとして長年活動を続ける古舘徹夫。近年日本映画美術界の巨匠 『木村威夫』の映画音楽を手掛け、写真家としても活動する川端潤率いる「Arrhythmia」、SAWADA+HARADAでの活動やソロで活動する「Kouhei Harada」近年リリースラッシュが続く「Chihei Hatakeyama」が登場します。
近年のラップトップミュージックを総括するエキサイティングな夜をお見逃しなく!!

■日 時:2010年4月17日(土)開場 18:30開演 19:00
■会 場:千駄ヶ谷Loop-Line aMute
■料 金:前売 2000円+1d →
1500yen+1d  当日 2300円+1d → 1800yen+1d
予 約:lamu@kt.rim.or.jp
■出 演:aMute、古舘徹夫
ArrhythmiaKouhei HaradaChihei Hatakeyama


◆ aMute 急病のため来日中止

お世話になっている日本の皆様へ

大変残念なお知らせをしなければなりません。私ジェローム・デューソンは、東京の二つのイベントへの出演を取り止めなければならなくなりました。2日前、私の健康に問題が発生し、診察を受けた病院で、6年ほど前に患った腎臓の病気が再発したことが判明しました。これにより4月いっぱいベルギー国外へ出ることが出来なくなりました。

昨日からどのようにこの事を皆様にお伝えしようかと悩んでいました。コンサートのためにご助力いただいている皆様に対して申し訳ない気持ちで一杯です。本当に残念でなりません。月末まで診察を続ける必要があり、この状況でツアーを強行することは自らを危険にさらすことを意味します。

お金の問題が発生しているようでしたら、問題の解決のために何らかの形で協力したいと考えています。私が現在直面している問題に非常に落胆していることをどうかご理解いただければと存じます。一人の人間として、また音楽に携わる者として無念な思いで一杯です。

ご質問いただければ、ご理解いただけるように誠実にお答えいたします。

皆様と皆様のご助力に対して深い感謝と私の無念な気持ちをお送りしたく存じます。

ジェローム・デューソン

 

aMuteaMuteことジェローム・デューソンは1980年生まれ、ベルギー・ブリュッセル在住。
2002年より活動する、現在最も活発な活動を続けているミュージシャンの一人。Intr‐VersionレーベルやStillレーベルから録音作品を発表し、これまでのライブ演奏経験はヨーロッパと北米を含めて15カ国以上。
Christian FenneszやTim Heckerに通じるスタイルながら、よりポップな要素を内包する即興性の高いライブには、ラップトップの他にギターやボーカル、キーボード、映像が用いられ、さらには会場や聴衆までもがその要素となる。
2006年にはBelgian Music Awardsにおいて「Best Newcomer」にノミネートされ、また、高い評価を受けたアルバム「The Sea Horse Limbo」は、Christian Fenneszによって2006年の年間ベストディスクの一つに選ばれた。2005年にはStilllレーベルを共同設立。2010年4月、初の日本公演を行う。
http://www.amute.net/


◆ 古舘徹夫
古舘徹夫2003年ドレスデン「ドレスデン国際音楽祭」で「ロデリック・アッシャー氏の聴覚」を上演、大賞受賞。
2006年、ラジオ作品「求塚」がベルリン国際ラジオ芸術祭入賞。
2008年、委嘱作品「ゴヤ」がドイチェンランド・ラジオより放送。
デュラス原作「ヒロシマ、わが恋人」をベルリン及び京都で上演。
2009年、ベルリン、Ohrenhoch にてサウンド・インスタレーション個展「暑い夏、彼は彼の弟を殴り続けた。」開催。
第33回イエテボリ国際映画祭参加、ビデオ作品「ひとり みる つき」を上映。
http://www.myspace.com/tetsuofurudate


◆ Arrhythmia
Arrhythmia映画プロデューサー、写真家、音楽家として活動する Jun Kawabataとレコーディング・エンジニアの安宅秀紀、ナノテクノロジーを研究する大学教授のtmによるユニット。
アコースティクな響きを持つエレクトロニックサウンドを追求する。


◆ Kouhei Harada.
Kouhei Harada.様々な思想や文化などに影響を受け音楽活動を始める。
間もなくSAWADA+HARADAを結成、翌年、FAUSTの主催するドイツAvant-garde Festival 2007に招聘され、3日間に渡るフェスのトリをつとめる。
ソロとしては2009年、 オーストラリアツアーを行う。サンプルループとグリッチをベースに情緒と隙間を重視した演奏を行う。
Slow Release Musicよりリリース予定。
http://www.geocities.jp/harada_zweig/


◆ Chihei Hatakeyama
Chihei Hatakeyama1978年生まれ。神奈川県出身。
Chihei Hatakeyamaとしてソロ活動を行う。
電子音楽ユニットOpitope、佐立努とのLuis Nanookとしても活動。
2006年にKrankyよりファーストアルバムをリリースし、以後各国のレーベルから積極的に作品の発表を続けている。
2009年には映画『TOCHKA』の現場音を素材に架空のサントラを制作Boid(JP)よりリリースされた。
http://www.chihei.org/