戦争が廊下の奥に立ってゐた
嘘と本当のはざま 虚実皮膜
しばらく失踪している間に世の中にAIというものが流行っていた。前回の作品展は『嘘と現実』の間をテーマにしてきたのだが、これは映画美術の木村威夫さんと酒を飲んで鰻を食べていた時、先生から映画美術というものは作り物の『嘘』の世界なのだと聞かされたのが始まりだった。今回は撮影した写真を試しにAIで動かしてみたらまだまだ未完成な謎の世界が繰り広げられた。サイバー空間の中の『嘘と現実』の世界だ。面白いと思った。この写真展ではそれをテーマにしてみた。世界が変化する瞬間(メタモルフォーゼ)である。
川端潤
東京都出身。写真家、作曲家、ドキュメンタリー監督。 1986 年にエド・ヴァンデル・エルスケンのアシスタントを務める。写真集『Absolute Elsewhere』、『No Matter Where You Go』、『SO FAR』『東京失踪者』を発表。映画美術の木村威夫監督映画作品、『馬頭琴夜想曲』(鈴木清順、山口小夜子出演)、『OLD SALMON 海を見つめて過ぎた時間』(深緑夏代出演)、『黄金花』(原田芳雄、松坂慶子出演)の音楽とプロデュース。佐藤寿保監督作品『名前のない女たち』、木村威夫監督映画作品『夢のまにまに』(長門裕之、有馬稲子、宮沢りえ出演)、藤本幸久監督作品『One Shot One Kill』、『アメリカばんざい』、『笹の墓標』の音楽を担当。ドキュメンタリー『Beauty of Tradition -ミャンマー民族音楽への旅-』(川端潤監督作品 2014年7月 東中野ポレポレ公開)、 ドキュメンタリー『マンダレースター』(川端潤監督作品 2018年 東中野ポレポレ公開)。
開催概要
開催期間 : 2025年7月7日 (月) 〜 2025年7月12日 (土)
開催時間 : 11:00 〜 18:00
入場料 : 無料
レセプションパーティ : 2025年7月7日 (月) 18:00〜20:00
※『Darkness Tokyo』作品集発売
『Darkness Tokyo』サウンドトラック直販限定販売
(店舗販売は7月7日より)
会場情報
会場名 : Gallery 5610
住所 : 〒107-0062 東京都港区南青山5-6-10 5610番館
アクセス情報 : 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅 B3出口より3分

お問合せ
エアプレーンレーベル
https://www.airplanelabel.com/
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-15-9-502
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