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Sector b Sector b
商品番号 AP1044
¥2,500 + 税
類家心平 4 Piece Band
AIRPLANE STORE(購入)

 

07年、菊地成孔のダブセクステット(後にDCPRGのセカンドシーズンにも参加)に起用されて以来、若手ナンバー1という下馬評を確実なものにした驚異のトランぺッター、類家心平が唯一率いるワンホーン・カルテット「類家心平4Piece Band」のセカンド・アルバムが菊地成孔のフル・プロデュースによりリリース!

ピアニストに「韓流ジャズの貴公子」こと話題のハクエイ・キムを擁し、ベースにジャズフィールド以外でも活躍を見せる鉄井孝司、ドラムスに吉岡大輔という、06年の結成以来不動のメンバーで録音された(因に録音中に震災が起こり、余震で録音が中断される、という季節に制作されたアルバムでもある)。チームワークも円熟の域にある新作。

求道的かつ内観的なサイケデリクスで、濃厚で長時間な演奏を追求していた前作に対し、菊地のプロデュースにより、スマートかつ重厚で、スリリングかつ洒脱な、クラブジャズやフュージョンではない、ゴリゴリのメインストリームながら、ポップで痛快な聴き心地を達成、人力ドラムンベースの名曲「オブセッション」、プログレ的な変形4ビートチューン「カオティック・テリトリー4」、類家の本領発揮となる濃密で静謐なバラード「セルレア」など類家本人のオリジナルに加え、菊地の書き下ろしによるポリリズミックでダンサブルなクールナンバー「GL/JM」、アンフォルメル8の作曲家三輪裕也によるオーガニックなポップチューン「アトム」、そしてレディガガの「ポーカーフェイス」をハクエイ・キムとのデュエットを中心としたECM的な解釈で大胆にカヴァー、等々、神なき国である21世紀の日本ジャズ界に、まったく新しいフォームとマナーを切り開く、斬新さと誠実さと強さを兼ね備えた名盤を是非お楽しみ下さい。

 

 

■収録曲
01. Obsession
02. GL/JM
03. Chaotic Territory Ⅳ
04. Poker Face
05. ATOM
06. Flow
07. Coerulea
1,3,6,7 songs written by Shinpei Ruike
2 song written by Naruyoshi Kikuchi

Shinpei Ruike trumpet
Hakuei Kim piano
Kouji Tetsui bass
Daisuke Yoshioka drums

 

 

■類家心平プロフィール
青森県八戸市出身。
ブラスバンドでトランペットに出会いマイルスデイヴィスに触れジャズに開眼する。
高校卒業後海上自衛隊の音楽隊でトランペットを担当。
自衛隊隊退後2004年にSONYJAZZからジャムバンドグループ「urb」のメンバーとしてメジャーデビュー。
「urb」の活動休止後に自身のユニット「類家心平 4 Piece Band」を主催。
2009年6月にファーストアルバム「DISTORTED GRACE」をリリース。
前作より2年たった2011年9月、菊地成孔プロデュースで2ndアルバム『Sector B』をリリース。
その他「菊地成孔ダブセクテット」、「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN 」、元「ビート・クルセイダース」のケイタイモ率いる「WUJA BIN BIN」や「LUNA SEA」のギタリストSUGIZOが率いるユニットにも参加し活躍の幅を広げている。

類家心平 公式ホームページ

 

 

−コメント−
モッキンバードは他の鳥の鳴き声を完璧に模倣できるが自分の声を持っていない。
現代のトランペッターにおいてこのモッキンバード現象は多いに氾濫している。
類家君は自分の声で、自分の言葉で、1音1音に魂を込めて伝えようとしている。
それがこのアルバムから伝わってきたよ!
(タブゾンビ from SOIL&"PIMP"SESSIONS)

変幻自在にトランペット、そしてバンドを操る類家君。
一段と凄みを増した彼のプレイを聞くべし!!必聴!!
平戸祐介(quasimode)

「類家君には以前僕の作品に参加して頂いたことがあるんです。初めて演奏を聴いた時は、その端正なルックスからは想像もできない強烈なプレイに驚かされたものです。類家君の実力を高く評価している菊地成孔さんがプロデュースされたこの2ndアルバムは、都会的であるにも関わらず、挑戦的な内容の素晴らしい作品だと思います。リリースおめでとうございます!」
DJ KAWASAKI

「現在進行形の今を語れる。信頼できるジャズ・メンといったら類家さん。はじめて生の音を聴いたとき、ジャズの未来を感じ釘付けになりました。クールかつ、うっとりする"間"がたまらないこの最新作。待ってました!」
大塚広子(DJ)

 

 

−アルバム紹介サイト−
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