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1923年、東京日本橋生まれ。本名は清太郎。
43年学徒出陣し、フィリピンなどを転戦。復員後の48年9月、松竹大船撮影所に助監督として入社。54年日活に移籍。56年には本名の鈴木清太郎の名前で監督デビュー。デビュー作は『港の乾杯 勝利を我が手に』。58年に清順と改名。独特の美学は色彩感覚や様式美に表れ、プログラム・ピクチャーの奇才として熱狂的ファンを獲得していく。この時期の代表作は『刺青一代』(1965)『東京流れ者』(1966)『けんかえれじい』(1966)など。
しかしこの特異な作風は会社側には認められず、『殺しの烙印』(1967)を最後に日活を解雇される。対日活裁判等10年のブランクの後、77年に『悲愁物語』で監督に復帰。続く『ツィゴイネルワイゼン』(1980)、『陽炎座』(1981)『夢二』(1991)の三作が大正ロマン三部作として国内外で評価される。近年では『殺しの烙印』の続編である『ピストルオペラ』(2001)、チャン・ツィイー、オダギリジョー主演で、長年温めてきた企画『オペレッタ狸御殿』(2005)を発表。

 

1970年以降、ファッションモデルとしてパリ・ニューヨークコレクションに多数出演。
深遠な東洋の神秘を代表するミューズとして脚光を浴び、「SAYOKOマネキン」が世界中のショーウィンドウを飾る。その後は寺山修司を筆頭とする演出家との演劇活動や、ダンス等国内外のクリエイションに多数参加。日本的な独自の個性の不思議さを、世界基準の美しさに転化するアーティストとして活躍する。近年は、言葉を用いたパフォーマンスの構成・演出・出演を行い、映像作家や音楽家とのコラボレーションも多い。また、自身の出演作品の他にも、フランス批評家協会最優秀作品賞を受賞したオペラ「三人姉妹」や、舞台「リア王の悲劇」などでの衣装デザインも手掛ける。さらにジュエリーデザイン、雑誌連載の企画プロデュースなど、創造の場を広げている。映画では2001年鈴木清順監督作品『ピストルオペラ』、02年には二階健監督『Soundtrack』に出演。

 

出 演    


ヨバネ  鈴木 清順
ザロメ  山口 さよこ


世羽   原田 光
修道院長 千秋 みつる
シスター Marin Harue
水の精  天羽 祐香

モンゴルの馬頭琴奏者 バヤラト
修道院長の若い時   木村 紗矢香


武人の踊り 新留 裕理
      中村 康之
      西原 由貴
      野埼 孝司
      村松 佳

 

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